日常の快復・3月2日

 

手編みのかごを作成中です。

かごの手前は白菜のお漬物です。
本日は泉玉露仮設住宅で「ほっこりカフェ」を行いました。

カフェの会場となっている集会所の和室では、ご婦人方のサークルによる「手編みのかご」が作成されていました。

またカフェのお茶受けに、仮設住宅の住民の方が漬けられた白菜の漬物が出されました。

外での仕事や、家の中での仕事など、さまざまな仕事を持っていた方々が、震災によって、日常の仕事を失ってしまいました。

かごや様々なな物を作るのは、単に趣味の為だけでなく、日常を回復することでもあります。

お漬物も、地元で毎年漬けていたものでした。地元に帰るのはなかなかできませんが、せめて同じ漬物を漬けることで、少しでも日常を回復しようとしておられます。

様々なつらい思いを抱きながらも、皆さんが作られる手編みのかごは美しく、お漬物は大変おいしいものでした。

本日は、昼前から降り出した雨が、夜には霙に変わりました。春先の天気の変化は、大変急です。