私たちが日ごろかかわりを持っている泉玉露(いずみたまつゆ)仮設住宅から、自動車で5分程行ったところに、渡辺町昼野というところがあります。
ここに先日、新しい仮設住宅が建設されました。ここには大熊町の方々が生活されています。
70戸ほどある住宅のうち、現在3分の1ほどが入居されています。
泉玉露からもっとも近い仮設住宅ということで、私たちだけでなく、泉玉露の仮設住宅の方々も関心を持っておられました。
ボランティアセンターとしては、ここでも何かお手伝いできることはないかと、数日前から巡回や、ボランティア案内のカードを配布していました。
本日も渡辺町に行きますと、一人の住民の方がおられたので挨拶して「何かお手伝いできることがありますか」と尋ねますと、ご自分の自動車を広野町に置いてあるのだが、取りに行く術がない、ということでした。
そこで、私たちの車に乗って貰って現場まで行くことになりました。
そのとき、1台の車が通りかかりました。運転しているのは、何処かでお目にかかった顔。いつもカフェに来られる泉玉露の仮設住宅の方が、様子を見に来られたのでした。
そして、そこで驚くべき出会いが!先ほど話していた渡辺町の方と、今来られた泉玉露の方が、お友達だったのです。
久々の再会に、喜びも一入です。泉玉露の方が、日頃の私たちの活動の様子を説明してくださったおかげで、渡辺町の方も私たちを信用してくださったようでした。
和やかな雰囲気の中で広野町までドライブし、無事、自動車にまでたどり着き、エンジンも無事にかかり、それぞれ家路につくことができました。
いくつかの偶然の出会いが、すごいタイミングで一致した出来事でした。
明日はいよいよ年越し企画、「紅白で楽しまナイト」の日です。本日は集会所で何も集まりがなかったので、会場のセッティングをしました。
いつもは高い長机とパイプいすですが、今回はホットカーペットを敷き、座卓を置きました。
暖かい雰囲気の中で、みんなで年越しそばを味わい、テレビで紅白歌合戦を楽しみたいと思います。