支援の輪

ヨークベニマル内。富岡町の情報の掲示板。
郡山の礼拝堂。隣は地震で壊れた会館。
会津若松の礼拝堂内部。ひび割れがある。

小名浜 聖テモテボランティアセンターの活動の柱は3つあります。一つは、被災者支援。二つ目は、小名浜の教会、幼稚園支援。三つ目は、福島県下の教会、幼稚園支援です。

本日は奇しくも、この三つを同時に実行した日となりました。

本日は三つのグループに分かれて行動しました。

一つ目は幼稚園支援です。明日、幼稚園ではお餅つきが行われます。その準備をしました。外でお餅つきができれば気持ちいいのですが、現在、放射線の問題で外遊びができない小名浜の幼稚園では、それもできません。室内で、餅つき機を使って、餅つき大会を行うことになりました。少しでも楽しいお餅つきになるように、心を込めて準備しました。

二つ目は被災者支援です。仮設住宅での巡回の後、昨日、仮設住宅の各戸に配布した「仮設通信」を、外部3か所に置いてもらうために、持って行きました。そのうちの一つは、泉玉露仮設住宅に近い、ヨークベニマルさんです。地元に密着したスーパーですが、店内に富岡町の情報をお知らせする掲示板を設置して下さっています。こちらでは、お餅つき大会の時にも食材を提供してい頂きました。支援の輪が広がっていることを感じます。

三つ目は、郡山と会津若松の教会、幼稚園訪問です。郡山聖ペテロ聖パウロ教会では、線量計を用いて、教会周辺の放射線の高さを説明していただきました。会津若松諸聖徒教会では、地震で大きな被害を受けた建物を案内していただきました。どちらの教会でも、司祭様、また信徒、幼稚園職員の方々があたたく迎えてくださり、熱心にお話をしてくださいました。また、幼稚園児との交わりを持つこともできました。

私たちのできることは小さなものですが、少しでも支援の輪を広げていければと思いました。