とにかく暑い(処暑)

処暑とはいえ真夏のような暑さの中、仮設住宅では給湯器の付け替え工事が進められています。最初の給湯器は追い炊き機能がなかったので冬には不自由をしたととのこと、やっと住人の要望に応えて工事が進められいます。行き届いた住民サービスには至りません。

 

暑くて人影のない住宅で黙々と工事が進む

 

今日のほっこりカフェでは大熊町のある婦人の話が心を刺した。先の大戦中の苦労から始まり、農村での新婚生活、新婚旅行は家から車で数十分の温泉、一泊して帰っきたら、姑が畑で草取りをしていたので、そのまま草取りに取り組む。苦労して子どもを育て、やっと老後の生活を楽しみにしていた矢先に今回の大震災にあって人生の最後の時を大きな災難に弄ばれていると嘆くこと。周りの人も口々に苦労の連続を面白おかしく語りだし、話題はつきなかった。そんな中でも大熊町の人々は、厄介な放射能汚染物を大熊町に集めて、早く少しでも復興事業が進むように願っている(行政はまだ態度を決めていない)と他の地域の人を思やる言葉に感動しました。80歳前後の方々にとって20年、30年後の帰郷は望むべきもありませんが、みんな肩を寄せ合って少しでも明るく生きようと頑張っています。ほっこりカフェが憩いのひとと時の場として用いられています。

今日、大阪教区婦人会代表者会の役員の皆様の手作りのフルーツケーキが沢山届きました。猛暑の中でご奉仕くださってありがとうございました。早速、明日、泉応急仮設住宅(富岡町の住民)、明後日は渡辺町昼野の応急仮設住宅(大熊町の住民)で味わって頂きます。