先日、大阪から小名浜への帰途、上野駅の書店で「死の淵を見た男」という本が目を引き付けました。今日(22日)は小名浜聖テモテ教会の牧師館の補修工事があり、雨も激しく降っているので、この本を一気に読みました。あの時(2011年3月11日)何が東京電力福島第1発電所において起こっていたのか、それから数か月、現場の人たちが最悪の事態を避けるためにどのように事態に立ち向かっていったのかを手に取るようにこの本は伝えてくれます。原子力発電所のもつ根源的な恐ろしさにも改めて目から鱗の思いです。このブログをご覧のみなさまも是非ご一同下さいますようにお薦めいたします。きむら
門田隆将著 「死の淵を見た男」 PHP 1700円(税別)