本日は、郡山のセントポール幼稚園で「たこ焼きパーティー」と「第3回支援バザー」を行いました。
今回のたこ焼きパーティーのために大阪教区の高槻聖マリヤ教会と石橋聖トマス教会から4名のボランティアさんが駆けつけてくださいました。11時30分から始まった「たこ焼き給食」は、約1200個を焼き上げ、園児と保護者の皆さん、先生方の総勢約100名が、本場、大阪のたこ焼きを堪能しました。
郡山市は放射能の数値が高くなりつつあり、その影響で今学期当初の園児数から比べると現在、半数近くの園児が、休園または退園しており、子どもを取り巻く環境的にも、幼稚園の運営的にも良いとはとても言えない状況が続いています。しかし、そんな悪い雰囲気を少しでも何とかしたいとの幼稚園からの「たこ焼きパーティー」の要請を受け、「それならば、やっぱり大阪でしょう!」ということとなり、大阪教区の方々にボランティアをお願いしました。自分たちだけでもできるかもしれませんが、他県の方が何かしてくださる、そのことが私たちには嬉しいことなんですよ、というようなことをある先生が言われていました。多くの方は放射能の悪影響により「孤立感」や「失望感」を持っておられるような気がします。だから、他県の方からのほんの小さな優しさでも、誰かとつながっている、支えられているという「絆」を強く感じさせているのではないでしょうか。小さなたこ焼きが、大きな笑顔となって、みんなで分かち合うことの喜びを感じた一日でした。
また、その隣りの部屋では、第3回目の「支援バザー」が行われ、京阪神の各地から寄贈してくださいました貴重な野菜や果物は、すべて販売することができました。10月10日、第1回はいわき市泉玉露仮設。10月11日、第2回は小名浜聖テモテ幼稚園。そして10月14日、第3回は郡山のセントポール幼稚園で開催することができました。そして、この3回の支援バザーの売上合計金額は、151,000円となり、全額、京都教区を通して被災された和歌山の方々のために用いさせていただきたいと思います。皆様のご協力を心より感謝いたします。ありがとうございました。
第3回 支援バザー