10月15日の活動

本日より現地担当者が瀬山会治司祭から原田佳城司祭へバトンタッチしました。
まずは、震災から7ヶ月経ったいわき市の被災地域を見に行きました。
震災直後には、この近くのデイケアホームへ救援物資を届けていました。
一面の雑草に時の経つ早さを実感しました。
未だに手の付いていないところも多く、実際の時の早さと3月11日に止まったままの現場に、まだまだ先の長い現実を垣間見ました。

7ヶ月経った津波被災地

本日は、泉玉露仮設住宅のコミュニティー新聞の印刷配布・集会所のコルクボード設置・泉駅周辺マップの納品を行いました。

泉玉露仮設住宅のコミュニティー新聞は、近隣の方がご提案・作成下さり、仮設住宅連絡員の方が編集を行い、印刷・配布を聖テモテボランティアセンターが行いました。
来週の「ほっこりカフェ」のチラシを折り込み、新聞とカフェの宣伝をかねて、声かけをしながら原田佳城司祭が220軒分の配布をしました。

富岡仮設通信創刊号

集会所のコルクボードは、ベニヤ1枚分(1800mm*90mm)の大きなサイズで依頼がありました。
探してみると、既製品でベニヤ1枚分のコルクボードは高価で納期が2,3週間かかるものが多く、適当なものが見つかりませんでした。そこでコルクシートとシナ合板で自作し納品することにしました。

5ミリ厚のコルクシート2mとシナ合板を購入し、余白を2センチ程度とり、両面テープで貼り付けて完成です。今滞在しているボランティアは、プロの職人さんなので、軽々と作業をして下さいます。

集会所へ設置したコルクボード

泉駅周辺マップは2枚目の設置です。前回は掲示場所が決まってない中で製作したので、紙素材にラミネート加工した地図をプラ段に貼り付けた状態で集会所の外壁に設置しました。
しかし、紙素材のために雨水や湿気で遠くないうちにダメになってしまうと思われます。
今回は、集会所の外壁に設置することを前提に、塩ビ素材に印刷を行い、マグネットシート仕上げとしました。
仮設住宅の外壁は金属素材のため、マグネットシートで張り付き、取り外しが容易なため、必要に応じて可動できます。

マグネット素材の周辺マップ