ほっこりカフェには、豆ごはんが供されました。
炊き上がったばかりの豆ごはんからは、近くの家庭菜園で育てられたグリーンピースの甘い香りが漂います。
「美味しいね。初夏の味だね」と、ほくほくした豆の食感をニコニコしながら味わうことができました。
かつて、大熊町でそれぞれが就いていた仕事の話題となりました。
農業を営みつつも、食堂や縫製工場で長年働いた思い出を各々が懐かしく語られました。
震災4年後の今になって、職場を通じた共通の知人がいるということに新たに気づかされ、不思議な出会いに喜びの声が上がりました。
「世間は広いようで狭いね。だからこそ、人には穏やかに接していなければならないね」としみじみした声が聞かれました。