津波に襲われたコンビニエンスストア 小名浜港
小名浜聖テモテ教会から支援物資をお渡ししていた、カトリック白百合幼稚園の園長先生に、小名浜地域の現況をお聞きしました。
当初は幼稚園に通う家庭などにお水をはじめとする物資を提供していたのですが、震災からひと月たち、とりあえず一段落したようで、幼稚園の運営に専念しているとのこと。
現在は児童の安全を第一に、万が一の際の備蓄をしているとのこと。
万が一の原発事故に備えて、全身タイプのレインコートと、一晩泊っても生活できるように、食料と着替えを用意しているそうです。
いずれも、すべて新品を用意し、最終的には園児に配布するとのお話をお聞きしました。
レインコート園児120名分
ユニクロの子供服、下着・ズボン・シャツ一式120名分
その後、いわき市小名浜支所の市民課へ行き、特別養護老人ホーム「オリンピア」の被災者救援プラグラムのチラシをお渡しし、小名浜地域の現況をお聞きしました。
小名浜地域は、約10か所の避難所と500名余りの避難者がいますが、学校の再開や公民館の通常使用を目指すために、避難者を市営住宅を中心に、自立生活への支援をするそうです。
自立生活を始めるには、生活用品や家具類、そのほか必要な物資支援とともに、高齢者や生活弱者も多数いると考えられ、地元ボランティアを中心に、生活支援ボランティアを始めたいとのことです。
おまけ
塩屋埼灯台にある、美空ひばりさんの石碑
この石碑は津波に襲われることなく無事でした。
ほんの1メートル下まで津波が到達していました。