4月17日 棕櫚の日曜日

小名浜聖テモテ教会にて、棕櫚の日曜日の聖餐式を行いました。
司式・説教はアンデレ中村豊主教。
説教では、津波被災者の様子をテレビで見た思いを、神戸の震災の時と重ね合わせ、胸が詰まる思いを信徒の皆様と共有しておられました。
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聖餐式後、幼稚園園舎にて、信徒の皆様と昼食を頂きました。
押し寄せる津波から命からがら逃げたときのお話しをされる方や、薬局を経営されている方の、被災者への薬の緊急支援の話などを聞きながらも、和気あいあいとした楽しい空気の流れる昼食会でした。
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余震対策のため、燭台を寝かせて置いておきます。

その後、小名浜聖テモテ教会から根菜や物資を送っていた「デイサービス・トモハウス」を訪れ、現況を確認しました。
特別養護老人ホーム「オリンピア」の被災者救援プログラム(被災高齢者受け入れ)のパンフレットをお渡しし、ボランティアの依頼と共に「いつでもご協力します」とお約束してきました。
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床上40センチ近くまで津波の被害に遭われた施設

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支援活動の内容をお伝えする
その後、現地で支援活動をされている、カトリック湯本教会を訪れ、助祭様より支援状況の説明を頂きました。
湯本温泉旅館が避難所になっており、被災者を対象に焼きそばを振る舞う準備をされていました。カトリック湯本教会では、小名浜のカトリック教会付属幼稚園より、様々な支援依頼があり、それに応じて支援活動を実施しているとのお話しでした。
また、近くの住宅地500世帯以上が断水のため、自前の給水車を送り込み配給作業も行っているとのこと。
 まだまだ、公的支援の手薄なところが相当数存在すると思われるとのお話しを伺いました。
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埼玉県より日帰りで焼きそばの炊き出しに来られたカトリック教会の方々