京阪神3教区 東日本大震災救援協働
第1期プロジェクト終了感謝
2011年7月1日
京都教区主教 ステパノ 高地 敬
大阪教区主教 サムエル 大西 修
神戸教区主教 アンデレ 中村 豊
関係者各位
主イエス・キリストの恵みと平和が皆さまのうえに豊かにありますように。
東日本大震災被災者を救援するため、京阪神聖公会3教区が協働して設立した日立ボランティアセンターは、当初の予定通り、その活動を6月30日(木)をもって終了し、拠点を、いわき市小名浜聖テモテ教会に移すことになりました。
東日本大震災被災者救援活動実施にあたり、3教区主教は、日立聖アンデレ教会牧師館が最適な場所であると定め、厚かましくも、使用をお願いいたしましたところ、北関東教区広田主教はじめ、聖アンデレ教会牧師斎藤秀樹司祭、信徒の皆さまが、施設開放を快諾してくださいました。そればかりではなく、聖アンデレ教会及び水戸聖ステパノ教会の信徒の方々は、ご自身が被災者であるにもかかわらず、センター運営に必要な物品まで提供してくださいました。
開設以来今日まで、130名以上のボランティアがセンターに駆けつけて、寝食を共にし、いわき及び日立地域での救援活動をおこないました。ボランティアの多くは、被災者の苦しみ、悲しみを分かち合い、心の交流を通して多くのものを学ぶことができました。
日立ボランティアセンターは、6月30日(木)午前10時半の感謝式(聖餐式)をもって閉鎖いたしましたが、今日までの関係者各位の祈りと、献金、奉仕に深く感謝いたします。
引き続き、聖テモテ・ボランティアセンターの活動にたいして、関係者各位のご支援、ご協力を宜しくお願いし、京阪神3教区、東日本大震災救援協働第1期プロジェクト終了をご報告申し上げます。