今日の話題は、開催中の相馬野馬追についてでした。
大熊町も野馬追に参加する地域であり、かつては馬を育て訓練する方や甲冑を製作する職人もおられましたが、この震災と原発事故による避難によって大切な伝統がズタズタにされてしまいました。
甲冑をとめる糸は、山中の蓑虫から採ったものであったとの話は、大変興味深いものでした。
平和について思いを巡らす夏が近づき、年配の参加者が富岡町や大熊町が空襲に遭ったことを語ってくれました。
沖合いでは海軍艦船同士の撃ち合いがあり、飛行場(後の福島第一原発敷地)への空爆もあったとのことです。
甘いお菓子をいただきながら、「苦い経験を生かして平和な社会にしたいね」との声が聞かれました。