年長ゆり組の9名が、聖テモテ幼稚園を巣立つ日が来ました。
正装した保護者や教員を前にして、園児の顔も引き締まっているようです。
卒園礼拝では、聖歌を心を込めて歌いました。
卒園証書授与では、名前を呼ばれると大きな声で返事できました。
園長(越山司祭)は式辞で、「東日本大震災から5年、卒園児は当時まだ1歳で、保護者は大変な思いをしながら子育てをし、園を支え続けてくれた」と振り返りました。
一生懸命覚えた「卒園の言葉」や「卒園の歌」、楽しかった日々が思い出されます。
式の最後には、卒園児が保護者に自分の言葉で「ありがとう」を伝えました。
感極まって涙する姿に、保護者のみならず教員や来賓も涙を禁ずることができませんでした。
涙なみだの式の後は、太平洋が臨める高台のレストランにての謝恩会。
浜言葉で楽しい冗談が飛び交う、笑顔えがおの集いでした。