4日 渡辺町昼野仮設ほっこりカフェ

昨日の雨から一転して晴れ渡り、仮設の集会所には爽やかな風が吹き抜けます。

今日も、少しずつお茶うけを持ち寄って、ほっこりしながらコーヒーやお茶をいただきます。

甘酢漬けの梅は、去年漬けられた熟成の一品で、爽やかな味ながら口の中があっという間に潤います。

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カフェでは、大熊町にあるそれぞれのお墓のことが話題になりました。

まず地震で墓石が被害を受け、次に放射能により帰還困難区域となり、線香をあげるにもその都度立ち入り許可が必要となりました。

いわき市内に移転する場合、賠償金が支払われますが、その費用のすべてをまかなえるわけではありません。

「かつては毎日お参りしていたけれど、今では盆と正月にびくびくしながら参るだけだ」との声が聞かれました。