日本聖公会
神戸教区室根プロジェクト前半報告
8月15日~20日まで、岩手県一関市室根の聖ナタナエル教会を拠点に、神戸教区の室根プロジェクト(第一陣)が行われました。以下簡単な現地報告です。
岩手県一関市室根は、岩手県と言え十数キロで宮城県気仙沼市に通じる場所で、1960年代高橋伝道師や立教学院BSAの働きによって開拓された聖ナタナエル教会があります。今回この教会をヴォランティアの宿泊所として整備し、北海道教区や横浜教区、聖公会神学院などがヴォランティア活動を行いました。
気仙沼での活動(今回の作業内容)
8/16 津波で絡まった漁網のほぐし清掃
8/17 津波で絡まった漁網のほぐし清掃
8/18 個人宅の床剥がし、泥かき
被災地訪問(雨天で野外作業中止 陸前高田市、大船渡市などを訪問)
8/19 体育館床掃除
田んぼのがれき撤去
気仙沼のヴォランティアセンターは丁寧で、ヴォランティアが初めてでも安心して行う事ができました。
また、漁網をほぐした地域は、津波により道路が寸断され孤立した地域で、自分たちの力で道路を埋め立て脱出した話などを地元の漁師さんからうかがう事ができました。
室根では、毎朝7時~朝の礼拝、毎夕19時~夕の礼拝 を守り、亡くなられた方や被災者のことを祈りました。
(坪井 智 記)