5月24日の作業報告

5月24日、木村司祭の運転により、小名浜に向かった作業グループは2つの組に分かれました。

木村司祭は、岩城司祭からの小名浜での引き継ぎを行いました。

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(右から 岩城司祭と木村司祭)

昨日到着したボランティアさんは、初回登録とオリエンテーションに向かいました。
また、その間に昼食の買い出しを済ませました。

本日のワークマッチングは、ボランティア17名による永崎(小名浜地区)の民家にて畑の土砂の掻き出し作業を行いました。

このワークは3日目にあたります。
現地到着して見ると、以前側溝の泥掻きをした中之作漁港に行く途中の津波被害の大きかった地区でした。
土砂は海砂で、20~40cmの厚みで積もっていました。
これをスコップで1tも入る土のう袋に入れます。

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(土のう袋にいれているところ)

そして、土のうは建設会社が重機で隣の永崎小学校のグランドに運んで並べ ていました。
永崎小学校は津波で被災し、校舎1階部分は大きな被害を受けていて学校としては使えない状況となっています。
また通学路は津波で跡形も無く壊されています。
 電柱も倒されたため、学校の電気時計は3時40分を指して止まっています。いわき市にはこのような学校が他に3校あると聞きました。

砂の除去作業は、昨夜が雨だった事もあり、かなりの重労働ですが、ボランティアの働きは留まる事無く、見る見るうちに一杯になった1t土嚢が並んでいきました。

しかし、作業時間が終わり、
次回にかなりの量を残して本日の作業を終えました。

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(今日、小名浜でワークをした2人)

バナナは、ボランティア依頼主からの差し入れです