小名浜VC企画、「福島の子ども支援プログラム　ロケットくれよん　コンサート」をいわき市の小名浜聖テモテ幼稚園で開催しました。
　「ロケットくれよん」という鳥取県出身の2人のお兄さんのグループが、あそびうた＆うたのコンサートを通して子どもたちに元気を届けに来てくれました。（鳥取ではかなり有名なグループで、オッカケもいるという話です）
　聖テモテ幼稚園の園児、未就園児と保護者の方々、先生たちもノリノリでとても盛り上がったコンサートになりました。子どもたちは放射能の影響から、園庭で元気いっぱい走り回ることを止められており、毎日、園舎の中だけで遊んでいるので、楽しい歌とダンスなどがいっぱいの歌あそびに夢中になっていました。「やっぱり、誰もが笑顔になれることが、一番いいな」と思いました。明日は会津若松の若松聖愛幼稚園で「ロケットくれよん　コンサート」が行われます。
　ちなみに、ロケットくれよんのHPは、http:/www.ncn-t.net/rokekure/ です。興味のある方はのぞいてみてください。V6のイノッチ似とスポーツマンタイプのイケメンお兄さん2人組です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
来週の予定
10/　9（日）　小名浜聖テモテ教会の主日礼拝に出席、午後はバザーの準備
10/10（月）　東日本＆台風被害復興支援プログラム「西日本物産品バザー」
10/11（火）　
10/12（水）　
10/13（木）　小名浜聖テモテ幼稚園　映画上映会
10/14（金）　郡山　セント・ポール幼稚園　たこやきパーティー
10/15（土）　
その他　毎日、泉玉露仮設を巡回しています。

つぶやき
　コンサート終了後、お兄さん2人には「津波で失われた尊い命」に思いを馳せていただき、また山陰の人々にも伝えてほしいと思い、津波被害に遭った地区をご案内させていただきました。中学校の校庭は、ガレキの山となっており、その横にはかつて多くの中学生の笑い声が聞こえていたであろう校舎が、ポツンと寂しく建っていました。そして、その校舎の横壁には「祝　第40回　東北中学校バレーボール大会出場。会場　秋田市立体育館。いわき市立豊間中学校男子バレーボール部」の垂れ幕が、誰にも見られることなくたなびいていました。　
　ガレキが撤去されたことできれいになりましたが、きれいになったことで、そこにあった人々の生活が姿を消してしまったという事実が、より鮮明になったような気がします。それと対照的に見える垂れ幕は、その場所だけ、3月11日そのままに時が止まったようにも見えました。ここは被災後7ヶ月の世界と3月11日の世界が存在しており、人々はその狭間で苦しんでおられるのかもしれません。